3DEXPERIENCE Works Simulationは、SOLIDWORKSを使用する設計者が、設計の極めて早い段階から製品開発プロセス全体を通して、設計を検証し、情報に基づいて意思決定を行うのに役立ちます。
SOLIDWORKS
筋力トレーニング機器メーカーが、SOLIDWORKSと3DEXPERIENCE Works Simulationを活用して製品のデジタル ツインを作成し、物理的な試作品にかかる時間と費用を削減しています。
物理的試験と仮想試験を併用してコストを削減しつつ、世界で最も耐久性に優れたダンベルを設計・開発する。
3DEXPERIENCE Worksの設計、データ管理、シミュレーションの各ソリューションを導入し、デジタル ツインを作成する。3DEXPERIENCE Worksポートフォリオを追加し、試験と、今後のコンセプトに関するコラボレーションに活用する。
Eleiko社は1927年創業の電化製品会社です。1957年に、Hellström氏という製造主任がCEOに働きかけ、バーベル機器の改良に会社の支援を求めました。Hellström氏はウエイトリフティングに熱中しており、自分が愛するスポーツに大きな問題があることに気づいていました。ウエイトリフティングの競技中にバーベルが曲がってしまうことが少なくなく、公平な条件で競技できないという問題です。会社は求めに応じ、スチール生産のノウハウを生かして、より良いものづくりをしたいという、一社員の探究心を支援することに決めました。やがてHellström氏とEleiko社のチームは、後にバーベルのゴールド スタンダードとして有名になる製品を開発しました。Eleiko社の主力事業を、電化製品の製造から筋力トレーニング機器の製造に変えてしまうまでになりました。

スウェーデン南西部のハルムスタードにあるEleiko社は現在、プロのアスリートの厳しい要求水準はもちろん、ジム通いのアマチュアの要求にも耐える機器の製造に力を注いでいます。製品開発マネージャーのCamilla Schough氏は次のように説明します。「当社が世界最高のダンベルを開発するなら、通常の使用では (ほぼ) 壊れないものであって当然です。ジムでは常に機器が酷使されます。Eleikoのバーなら間違いないと感じてもらうこと、プロのようにトレーニングできるとわかってもらうことは、当社にとって非常に重要です」。このように信頼される耐久性を重視するEleiko社の製品は、世界中のプロ競技会でも民間ジムでも欠かせない存在になっています。
3DEXPERIENCE® Works Simulationを導入する前、Eleiko社は別のソフトウェア プログラムでFEA試験を実施していました。しかし、製品開発マネージャーのBjörn Welde氏が言うように、まず材料を調達しなければならず、その結果、リードタイムが1年近くになることもありました。しかも、数か月かけて試験した挙げ句、別の材料が必要だと判明することさえありました。
この9か月で開発期間が改善されました。ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE Works Simulationを使い、デジタル ツインを作成できるようになったからです。「デジタル ツインを作成する機能を使うことで、今後のコンセプトや材料を繰り返し試験したうえで、コストのかかる材料の大量発注に入れます」と、Welde氏は説明します。

3DEXPERIENCE Works Simulationは、SOLIDWORKSを使用する設計者が、設計の極めて早い段階から製品開発プロセス全体を通して、設計を検証し、情報に基づいて意思決定を行うのに役立ちます。
SOLIDWORKS
自由自在に設計できるようになります。ブラウザベースの新しい3次元設計およびライフサイクル管理ソリューションにより、ビジネスを次のレベルへと引き上げます。
SOLIDWORKS
コストが高く、複雑なこうした落下試験を直接[3DEXPERIENCE Works Simulation]で実行できるので、時間の大幅な節約になります。3DEXPERIENCE Works Simulationを導入する強みは、初期の[設計]アイデアをデジタル環境で検討して却下すれば、[最終的な]費用と時間を大幅に節約できることです。
世界最強のバーベルと関連製品を開発する場合、試験ルーチンで厳密さのレベルを引き上げることが不可欠です。Eleiko社は自社製品の評価に特殊な機器を採用しています。「シリンダーをいくつか使用し、[ウエイトリフティング]バーの中央または端に最大1.5トンの力をかけます」と、Weldeは説明します。

物理試験は複雑です。Eleiko社は現実のシナリオを再現して試験しています。例えば、重さ1,000ポンド強のバーベルを3フィート以上の高さから、スチールフレームのラックあるいは床面に落下させるシナリオです。落下の様子は高解像度で撮影し、後でスローモーション再生して解析します。「コストが高く、複雑なこうした落下試験を直接[3DEXPERIENCE Works Simulation]で実行できるので、時間の大幅な節約になります」と、Welde氏は付け加えます。Schough氏も同じ意見です。「3DEXPERIENCE Works Simulationを導入する強みは、初期の[設計]アイデアをデジタル環境で検討して却下すれば、[最終的な]費用と時間を大幅に節約できることです」
Eleiko社のイノベーションの追求は製品の性能にとどまりません。製品寿命に配慮した製品にもこだわっています。スウェーデン産スチールをリサイクルしてバーベルを製造しています。長持ちする製品にするだけでなく、製造過程も環境に配慮したものにするためです。Schough氏はこの取り組みの重要性を次のように強調します。「Eleikoにとって持続可能性は重大テーマです。当社製品が次世代まで長持ちすることが目標です」

アイデアを出してもらう機会が多ければ、優れたアイデアは、より多く集まるでしょう。しかし、製品開発者は、優秀なメンバーを集めながら、彼ら全員を同じ場所に集めることや、さまざまなソフトウェアをインストールしたり、別途ハードウェアを購入したりせずに、互いが開発プロセスの中で協力し連携できるようにする必要があります。 イノベーションを生み出す中でコラボレーションをより効果的にするには、製品開発者は、開発サイクルに悪い影響が出ないように配慮しながら、共同作業できるようにしなければなりません。つまり、製品開発者はプロジェクトが停滞することがなく円滑に、コラボレーションを緩めず強化する必要がある、ということです。 このeブックでは、2つの企業が3DEXPERIENCE Worksポートフォリオのツールを使って以下の成果をどのように達成しているかを紹介しています。 クラウドベースのツールで生産性の向上とイノベーションを図る 余分なIT管理コストを発生させることなく、組み込まれたデータ管理機能を活用する 開発サイクルに遅れが生じないようにチームのつながりを保ち、フィードバックを収集する 設計業務において、社内メンバー、パートナー、サプライヤーとリアルタイムで安全にコラボレーションする SOLIDWORKSを利用して、時間、場所、デバイスに関係なく、設計チームとつながる eブックをダウンロードし、クラウドベースの製品開発アプローチを導入するメリットをご確認ください。
eブック
ほぼ半数(44%)のメーカーは、設計に関する意思決定がますます複雑になっていると答えています。エンジニアリング能力が不足していると、新型コロナウイルスなどによる経済的影響を受けて、エンジニアにかかる責務はさらに膨れ上がり、自由に使えるリソースはますます少なくなります。 ビジネスを止めるわけにはいきません。そして、エンジニアが、作業を効率的に完了するためには、問題を迅速に解決できる強力なツールが必要です。このレポートで解説しているように、シミュレーション、特にクラウドベース解析は、不可欠なツールになります。クラウド シミュレーション ユーザーは次のように報告しています。 71% - 計算能力が向上/ソルバーが高速 50% - エンジニアのコンピューターを解放 42% - エキスパートへのアクセスが容易に 42% - 手軽にコラボレーションが可能に 42% - 購入および保守に関するハードウェア コストが低減
eブック
SOLIDWORKS と 3DEXPERIENCE Works を併用すると、 試作品を 70% と大幅に減らし、 製品性能を向上させ、機械の納品までの期間を半分に短縮することができます。
お客様活用事例
お客様とお客様のチームは、SOLIDWORKSソリューションによって、短期間で新しいアイデアを優れた製品に変えることができます。