課題
リモート チームのオンプレミスのデータ管理を使用することが困難。また、オンサイト機器の管理に関心がないことが、「モバイル」部門の問題となっていた。IPを制御しつつ、多数のサプライヤーとデータを共有し、CADモデルへのアクセスを制御する必要もあった。
ソリューション
3DEXPERIENCE®Worksコラボレーションと3DEXPERIENCE SOLIDWORKS(Product Communicator、3DSwymer、Collaborative Industry Innovatorを含む)を追加して、コラボレーションの向上、リビジョン管理の追加、データの保護を実現しました。3D Creator、3D Sculptorなどの拡張設計ツールを導入しました。
結果
- リモート チームにより、効率を向上
- クラウドでのサプライヤー コラボレーションの向上により、コストを削減
- チーム全体からリアルタイムのフィードバックを簡単に受信できるようにすることで、時間を節約
- 設計、製造、サプライヤーすべてのコミュニケーションをシームレス化
Storyteller Overland社は、バンでの移動や生活を可能にするとともに、川、湖、山のほとりでの快適なアドベンチャー体験を実現しています。米国アラバマ州バーミンガムを拠点とするアドベンチャー ビークル アップフィッターの会社は、アウトドア愛好家たちが、幹線道路とその先での魅力的な体験を熱心に追求することを可能にしています。アドベンチャー好きの人々の移動性とアウトドア ライフを可能にすることにより、安全で人生が変わるような体験を提供しています。
「当社は人を中心とした企業です」と、エンジニアリング ディレクターのMichael Austell氏は言います。「つまり、優れた製品とワールド クラスのカスタマー サービスをコミュニティに提供することに取り組んでいるだけでなく、チーム メンバーのひとりひとりが、仕事と私生活の両方を充実させることができるようにも取り組んでいるのです」
クラウドのパワーを活用
Storyteller Overland社は、SOLIDWORKS®と3DEXPERIENCE®プラットフォームを幅広く使用する機械設計者と生産技術者で構成される、各地に分散したチームを擁しています。このチームはSOLIDWORKSを気に入っており、オンプレミスのデータ管理に精通していましたが、3DEXPERIENCEプラットフォームでSOLIDWORKSデータを制御するクラウドベースのオプションのことを知ったとき、非常に興奮しました。
Austell氏は次のように述べています。「当社の特性の高まりやリモート ワーク、出張、そして正直なところ、データ管理に必要なオンサイト機器の管理に関心がないことから、3DEXPERIENCEプラットフォームを選択しました」
関連リソース
Storyteller Overland社の工業デザイナーが基本概念を思い描き、そうした概念を実現する機械エンジニアにプロジェクトを引き継ぎます。次に、品質保証チームと現場のチームに加え、外部ベンダーがカスタム部品を製造します。
Austell氏は次のように述べています。「当社はIPの制御を重視しており、多数のサプライヤーとデータを選択的に共有しながら、IPを保護することを望んでいます」Storyteller Overland社のチームは、サプライヤーによるCADモデルへのアクセスを制御するとともに、完全な設計概念を保護しています。「この製品(SOLIDWORKS)は、サプライヤーが製造した部品や、設計に加えられたあらゆる変更とシームレスに統合されています。これは、当社にとって画期的な機能です」
組み込みのデータ管理
同社は、ライフサイクルとデータ管理機能が組み込まれた、クラウドベースの3DEXPERIENCEプラットフォームでデータを整理して保存することにより、すべてのチーム間で製品開発の一貫性を維持しています。製造、エンジニアリング、上級管理者がプラットフォーム上の3Dデータにアクセスできるため、チーム全体が、重要な意思決定者を含むチーム全員からリアルタイムでフィードバックを入手できます。「最終的な設計がリリースされた時点でロックすることで意図しない編集を防止できるのは素晴らしいことです」とAustell氏は述べています。
「この製品(SOLIDWORKS)は、サプライヤーが製造した部品や、設計に加えられたあらゆる変更とシームレスに統合されています。これは、当社にとって画期的な機能です」
全員が専門知識で貢献
このプラットフォームを活用することにより、Storyteller Overland社の全体的な効率が大幅に向上しました。「個人の強みを活かすことが良いことであると確信しています。このプラットフォームによって、チームの各メンバーがそれぞれの個人的かつ独自の方法で協力し、貢献できるようになりました」とAustell氏は述べています。「クラウドベースのソリューションのターンキーの性質、サプライヤーと連携できる優れた機能、全体的なコスト削減が、当社が3DEXPERIENCEプラットフォームを採用した理由です。非常に満足しています」
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