SOLIDWORKS Visualize Standard
SOLIDWORKS Visualize Standardを使用して、非常にすばやく、簡単に、写真のような高品質の画像を作成できます。3次元データの“写真”を撮影した高品質な画像が、コスト削減、市場投入までの時間短縮を実現します。
SOLIDWORKS® Visualizeでは、3次元CADデータを活用して、画像から、アニメーション、インタラクティブなWebコンテンツ、没入型の仮想現実に至るまで、最も迅速で簡単に写真品質のコンテンツを作成できます。実現してください、あなたの製品を。SOLIDWORKS Visualizeは、CADデータの「カメラ」の役割を果たします。
*SOLIDWORKS ProfessionalおよびPremiumのアクティブなサブスクリプション1シートごとに、SOLIDWORKS Visualize Standardが1シート付属しています。
SOLIDWORKS Visualize Standardを使用して、非常にすばやく、簡単に、写真のような高品質の画像を作成できます。3次元データの“写真”を撮影した高品質な画像が、コスト削減、市場投入までの時間短縮を実現します。
SOLIDWORKS Visualize Professionalを使用して、写真のような品質の画像、インタラクティブなアニメーション、360度回転、仮想現実(VR)などを生成し、CADデータでより詳細な情報を伝えることができます。非常に複雑な設計の詳細情報を簡単に伝達し、市場の競争に勝ち抜くことができます。
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SOLIDWORKS Visualize Standard | SOLIDWORKS Visualize Professional | ||
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グラフィックス プロセッシング ユニット(GPU)による高速レンダリング | |||
SOLIDWORKS Visualizeでは、1つまたは複数のGPUを単一のコンピュータまたはネットワーク上で活用し、CPUハードウェアでのレンダリング パフォーマンスを大幅に改善できます。 レンダリングにNVIDIA®グラフィックスカードを使用することで、競合他社のCPUテクノロジーをはるかに超える速度を達成し、ユーザーの日常的なワークフローをスピードアップして、生成するコンテンツを増量できます。この機能だけでも、設計とエンジニアリングのプロセスを大幅に加速できます。 SOLIDWORKS Visualizeは、エントリー レベルのラップトップを含む幅広いハードウェアで高速に動作します(新しい高速レンダリング モードを使用)。 また、SOLIDWORKS VisualizeはNVIDIA Quadro® VCAなど、レンダリング スピードを線形に加速するNVIDIA最新のGPUテクノロジーも活用しているため、より効率的で生産的な3次元ビジュアリゼーションエクスペリエンスが得られます。 |
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ハイブリッド レンダリング モード | |||
SOLIDWORKS Visualizeでは、GPUやCPUをマルチスレッドで利用できるだけでなく、1台のマシンまたはネットワーク全体でGPUとCPUの両方を同時に利用することができるため(ハイブリッド モード)、レンダリング パフォーマンスが劇的に向上します。このレンダリング モードでは、エントリー レベルのコンピュータでもパフォーマンスが高められ、コンテンツを迅速に生成できます。 |
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物理ベースのレイトレーシング | |||
SOLIDWORKS Visualizeに搭載されたNVIDIAのIray®レンダリング エンジンを使用することで、まるで物理的に製造したかのように、CADモデルを物理的に、正確かつ精密に表現できます。 視覚的な品質を犠牲にしたり、安易にレンダリング速度を上げたりすることなく、照明、材料、および形状をすべてまとめてリアルに表現します。 物理ベースのレイトレーシングは、見た目のよい画像を得られるだけでなく、デジタル設計の実際の外観を表現するための重要な機能です。 |
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直感的なユーザー インターフェイス | |||
SOLIDWORKS Visualizeを使用すれば、写真スタジオにいるかのように、製品の周りでカメラを移動させ、簡単にCADデータの「写真を撮る」ことができます。 SOLIDWORKS Visualizeユーザー インターフェイス(UI)にはビューポートが統合されており、ノードベースのようなシステムで素材を表現する必要がないため、複雑で新しいツールを習得する時間のないユーザーに適しています。SOLIDWORKS Visualizeのユーザー インターフェイスは、簡易モードにするとさらに簡略化され、画面下部に表示されるボタン5個だけで操作可能です。このモードは、3次元のバックグラウンドがなく、簡単な視覚化ツールだけが必要なユーザー用に設計されたものです。新しいユーザー インターフェイスは、パレットに追加されたサブタブ、インポート/レンダリング ウィンドウの簡素化など、使い勝手を重視したものになっています。また、暗い テーマと明るい テーマの選択も行えるようになりました。 |
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CADおよびグラフィック ファイルのサポート | |||
SOLIDWORKS Visualizeは、IGES、STEP、OBJなど、一般的な形式も含めて25種類を超えるCADファイル形式をインポートできます。SOLIDWORKS Visualizeでは、JPG、BMP、PNG、TIFF、HDR、PSDなどの形式で出力できます。 |
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CAD ライブ アップデート | |||
すでにVisualizeファイルで作業している段階で、設計変更部分のインポートが必要になることがあります。その場合は、設計作業の進展に沿って、既存のファイルを単に上書き保存してください。Visualizeによって、変更された部分のみが更新されます。Visualizeは色が変更されたかどうかを記憶し、新たに更新された部分でその変更を維持します。ファイルの名前が変更されたり、保存場所が移動されたりしても、ファイルをいつでもリンクし直すことができます。 |
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サーフェス/部品スプリッター | |||
この便利な、統合された部品スプリッターを使用して、部品、サーフェス、および面を分割します。ジオメトリを簡単に分割して、異なる材料またはテクスチャを適用できます。CADパッケージに戻って、この変更を行う必要はありません。 |
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インタラクティブな被写界深度 | |||
被写界深度により、Visualizeコンテンツにさらにリアルな画像を追加できます。この機能を使用すると、モデルをクリックするだけで焦点をインタラクティブに選択し、希望する程度までぼかしを調整することができます。さらに、F値や開口のような、物理的なカメラ設定を入力することもできます。 |
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人工知能(AI)デノイザー | |||
Visualizeでは、チェックボックス1つで人工知能を活用し、ノイズ解釈と除去を行ってレンダリングを実行できます。レンダリングが大幅に高速化し、平均10倍にもなります。 |
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NVIDIA MDLとPBRで先進的な材料に対応 | |||
実際の材料をスキャンし、それらをMDLやPBRなどの外観タイプとしてインポートすることで、既存の測定済み材料のデータベースをVisualize内で直接再利用できます。これらの業界標準の外観タイプを使用すれば、Visualizeでオンライン ライブラリから材料やテクスチャを検索し、簡単に作り直すことができます。 |
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デカル(インタラクティブなステッカー) | |||
デカルを使用すると、ロゴやグラフィックなどを簡単に、直感的に配置できます。SOLIDWORKS CADのデカル マッピングの種類をすべてサポートしており、複数のマッピング モードをVisualize内で直接選択できるため、より柔軟に、かつ的確に作業できます。 |
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カスタム キーボード ショートカット | |||
自分の環境に合わせてカスタマイズしたキーボード ショートカットをエクスポートし、別の環境でインポートすることで、作業時間を短縮できます。単一キーのショートカットの選択も可能なので、Visualizeをさらに速く操作できます。 |
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自動データ回復 | |||
セッションが予期せず終了しても、次回セッションを開始するときに、保存されたデータを自動的に回復できます。自動保存の頻度と保存先のフォルダは指定できます。 |
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AR/VR体験用XRエクスポーター | |||
Visualizeプロジェクトを新しいファイル形式(.glbおよび.glTF)に簡単にエクスポートし、没入型のダウンストリーム拡張現実および仮想現実体験で使用できます。 |
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高解像度ディスプレイ(4K以上のモニター)をサポート | |||
ダイナミック ユーザー インターフェイスで高解像度ディスプレイをサポートします。 |
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SOLIDWORKS PDMとの統合 | |||
SOLIDWORKS PDM統合メニューを使用してボルト コマンドにアクセスし、SOLIDWORKS Visualizeでファイルを開いたときにVisualizeファイル情報を閲覧できます。SOLIDWORKS PDM Professionalをインストールする必要があります。 |
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SOLIDWORKSのアニメーションとモーション スタディのインポート | |||
SOLIDWORKS CAD用の新しいVisualizeアドインを使用して、既存のアニメーションとモーション スタディをSOLIDWORKS Visualize Professionalに簡単に読み込むことができます。CAD ライブアップデートはこれらのアニメーションとも連動しているため、SOLIDWORKS CADで動作やキーフレームが変わると、Visualizeでそれらが更新されます。 |
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フル アニメーション スイート | |||
SOLIDWORKS Visualize Professionalのフルアニメーションツールを使用すると、CADデータが生き生きとしたストーリーを語り始めます。分解図や部品の透明度、カメラ、その他さまざまな要素を簡単にアニメーション化して写真品質のビデオを作成できるため、どんなに複雑なプロジェクトでも概要や意図がしっかり伝わります。 |
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アニメーション リボン | |||
この独自機能を使用して、アニメーションのセットアップ中に、シーン全体でカメラや部品がどのように移動するかを、3次元で表現できます。 アニメーション リボンにはオブジェクトの移動速度を示す色が表示され、実際のキーフレームが表示されるため、複雑なアニメーションでも編集が簡単です。 |
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Visualize Boostのサポート | |||
Visualizeのすばらしいコンテンツを、かつてないほどすばやく作成できます。レンダリング速度を向上し、コンテンツ作成の生産性を高めるSOLIDWORKS Visualize Boostは、SOLIDWORKS Visualize Professionalの新しいアドオン製品です。SOLIDWORKS Visualize Boostはプリンタの印刷キューとよく似た仕組みで、SOLIDWORKS Visualize Professionalの使用中、ジョブを他のマシンに送信します。そのため、マシンに空き領域ができ、VisualizeやCADなど負担の大きいアプリケーションを使用し続けることができます。 |
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PowerBoostリアルタイム ネットワーク レンダリング | |||
Visualize Professionalの新しいレンダリング モードであるPowerBoostを使用して、NVIDIA VCAまたはその他のGPU/CPUレンダリング ファームに接続し、レイトレーシングをVisualize Viewportに直接出力することができます。PowerBoostにより、ローカル マシンで処理できるハードウェアよりも多くのリソースに直接アクセスできるため、プロジェクトを作業しながら、非常に高速なレンダリング速度を達成できます。 |
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ブラウザ ベースのインタラクティブな画像とパノラマ出力 | |||
人目を引くこれらの出力は、自社のWebサイト向けのインタラクティブ コンテンツや、社内プレゼンテーションのアクセントとして利用できます。CADファイルを生き生きとしたものにして、見ている人との感情的な結びつきを築きます。指定した数の静止画像をつなぎあわせて作られるインタラクティブな画像は、モデルを回しながら見るなどの双方向体験を提供します。パノラマ出力により、CADデータの中に瞬間移動したかのような、インタラクティブな360度のエクスペリエンスを得られます。 |
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カスタマイズ可能な写真品質のカメラ フィルタ | |||
プロの写真家のように、Visualizeコンテンツに「ポップ感」を追加できます。撮影後の編集アプリケーションを使用せずに、露出、輝度、カラー バランス、コントラスト、およびその他の頻繁に使用する設定を調整できます。これらはすべて、Visualize Professionalで直接行うことができます。また、これらのカメラ フィルタをアニメーション化することもできます。 |
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統合されたレンダリング キュー | |||
レンダリング キューに複数のジョブを追加できるため、制作者が不在の間もレンダリングが進み、生産性が即座にアップします。もう、レンダリングが終わるまで待つ必要がありません。 |
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コンフィギュレーション | |||
コンフィギュレーションを使用して、配色、製品のバリエーション、およびその他の設計案をすばやく生成できます。Visualizeを使用してリアルタイムで表示し、コンフィギュレーションで切り替えることで、重要な設計およびエンジニアリング上の決定を行えます。ワンクリックだけで、すべてのコンフィギュレーションをレンダリングすることもできます。 |
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新しいエリア照明と照明の配置 | |||
新しいエリア照明を使用して、複雑な室内シーンをかつてないほどすばやくレンダリングできます。この機能は、高速モードでもサポートされています。これらのエリア照明により、パーフェクトな影が作られ、従来の照明や高精度モードを使用した場合よりも、最大で8倍も高速にレンダリングできます。この新しい機能では、照明をインタラクティブに配置するためのさらに簡単な方法も導入されています。シーンに手動で苦戦しながら照明をセットアップする必要はありません。ワンクリックだけで、必要な場所に照明を正確に配置し、完璧なショットを設定できるようになりました。 |
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仮想現実コンテンツの作成 | |||
SOLIDWORKS Visualize Professionalを活用して、引き込まれそうな美しい画像とアニメーションを1対1のスケールで確認/レビューできます。調べたい場所にカメラをセットアップしたら、Visualizeでボタンを1つクリックするだけで、360度のステレオ イメージ、あるいはVRアニメーションによる、すばらしい仮想現実コンテンツを作成できます。HTC® Vive®、Oculus Rift™、Samsung® Gear VR、Google® Daydream、Google Cardboard™など、あらゆる仮想現実デバイスに対応しています。 |
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統合された機構計算エンジン | |||
簡単な操作で物理動作を有効にして、現実と同じように物体の衝突や落下をシミュレートできます。セットアップの後で、地震ツールを使用すれば、選択した要素のランダム化やジッターを使用して、スタック プレートやカップ内のペンなどを自然な形で表現できます。それぞれ手作業で動かす必要がないので、シーンのセットアップ時間を節約できます。 |
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車両ドライビング シミュレータ | |||
リアルタイムの高精度な機構計算を使って、実際には存在すらしない車の走行シーンを、写真品質の美しい静止画やアニメーションとして作成できます。新しい機構計算システムでは、キーボードや接続されたゲーム コントローラを使って、事前に定義した道の走行やハンドル操作を行うことができます。サスペンション、ホイール摩擦、車高のような複数の車両ドライビング設定をすべてリアルタイムに計算して調整できます。ワンクリックで車両ドライビングが録画され、本物のようなドライビング映像が完成します。 |
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ビデオ デカル | |||
ビデオや画像シーケンスをVisualizeに直接インポートすれば、LED画面が搭載された製品(ラップトップ、車両のナビゲーション画面、航空機のヘッドセットなど)の鮮やかなアニメーションを作成できます。製品の水平方向にカメラをパンしてアニメーションを洗練させたり、分解図のアニメーション全体のビデオ シーケンスを画面で再生したりできます。 |
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IESライト プロファイル | |||
業界標準のIESライト プロファイルをサポートし、壁の光源からの正確なライト パターンを定義します。 |
SOLIDWORKS Visualizeソフトウェアが売り込んできたのは、ガラスの瓶がどれだけリアルに見えるかという「ガラス」の品質でした。当社はガラスやプラスチックを多く扱っており、写真に最も近い画像を提供するツールを必要としています。別のパッケージでは、ガラスの品質は満足できるレベルに達しませんでした。そのため当社はSOLIDWORKS Visualizeに一本化することに決定しました。