KLJは大手のエンジニアリング・施設計画策定企業で、さまざまな種類の工場、プラント、施設の各プロジェクトに複数の分野にまたがる専門知識を提供します。KLJは1938年に創立され、ローカル、地域、国内のインフラストラクチャ プロジェクトにエンジニアリング ベースのサービスを提供してきました。KLJは従業員が所有する企業で、従業員のコミュニティの、社会、市政、経済のニーズに対応するインフラストラクチャの開発に取り組んでいます。KLJのクライアントは、インフラストラクチャを予測、計画、設計、構築する機能を通じて成功を遂げています。当企業の専門家(その多くは各分野のエキスパート)は実用的なソリューションを一貫して提供します。
KLJ Industrial Facilities Groupはノースダコタ州ビスマークに拠点を置き、ノースダコタ州のバッケン油田のスキッド タイプ施設などのさまざまなプラント プロジェクトと、他の色々な施設やコミュニティに関連するプロジェクトに取り組んでいます。シニア プロジェクト マネージャ/エンジニアのGary Hager氏によると、同グループには従来の施設開発ツールがたくさん揃っていますが、最近は、施設計画と設計に、より写実的な3Dアプローチの利用を開始しているということです。
「私が2013年にKLJに加わった頃は、SOLIDWORKS® 3D機械設計ソフトウェアの利用は、機械設計作業のごく一部に限られていました」とHager氏は説明しています。「グラフィックを豊富に使用したソフトウェアの性質と、最新のハードウェアの機能との組み合わせで、施設の設計と提案の写実性を改善する機能が提供されるため、当社のプロジェクトの一部において、より詳細なレベルでSOLIDWORKSを利用することにメリットがあることをKLJのマネジメント部門に納得してもらいました。私はSOLIDWORKSを利用したことがあったので、より大きなプラントや装置設計のプロジェクトでSOLIDWORKSを強く勧めるため、チームにKLJの研修を受けさせる承認を管理部門から得ることができました。」
KLJは、P&ID、3D配管のルーティング、投影図の作成用に、SOLIDWORKS Premium設計および解析、SOLIDWORKS Composer™テクニカル コミュニケーション ソフトウェアの導入に加えて、SOLIDWORKSゴールド パートナーのSmap3D®プラント設計ソフトウェアを加えました。同社は、使いやすく、連携が十分で、価格も手頃なため、SOLIDWORKS/Smap3Dをジョイントしたプラント設計ソリューションを選択しました。
それがどのように見えるか
SOLIDWORKSとSmap3Dを実装してから、KLJはグループのプロジェクトの半分までジョイント ソリューションの利用を拡大してきました。「実物のように見える施設の設計をすばやく作成する機能がビジネスを成長させるのだとずっと信じています」とHager氏は述べています。「スキッドや油田のバッテリーが3Dで物理的にどのように見えるのか、クライアントに示せる代替機能はありません。」
「設計意図を2D図面で伝達しようとすると、長い時間がかかりますが、SOLIDWORKSを利用して写実性の高い概念の3Dレンダリングを示すと、このような時間はまったく必要がなくなります」とHager氏は補足します。「トウモロコシ運搬用エレベーター、エタノール工場、無水アンモニア プラントを設計している場合でも、SOLIDWORKS PremiumとSmap3Dソフトウェアから、プラントの設計とドキュメントの作成により優れたモデリング機能が提供されます。SOLIDWORKS Composerソフトウェアからは、レンダリングと分解図の作成を自動化する機能が提供されます。これで、プロジェクトをさらに深く理解することができます。」