Challenge

データ管理を改善して、リビジョン エラーや手戻りのコストを排除すると同時に、ハイテクの多機能コピー機や事務機器の製造のための生産用工具(ジグ、取り付け具など)の開発サイクルを短縮する。

Solution

3DEXPERIENCE SOLIDWORKS、3D Creator、Collaborative Designer for SOLIDWORKS、Collaborative Business Innovator、Collaborative Industry Innovatorを含む、クラウドベースの3DEXPERIENCEプラットフォーム上で稼働する3DEXPERIENCE Worksポートフォリオのモデリング、設計、コラボレーション、コミュニケーション、およびデータ管理のソリューションを既存のSOLIDWORKS実装環境に追加する。

Results

  • 開発サイクルを25%短縮
  • 手戻りと関連コストを排除
  • データ管理を改善し、自動化
  • コミュニケーション チャネルとして、Microsoft Teamsの3DEXPERIENCEプラットフォームへの置き換えを実施

Konica Minolta Business Solutionsは、マレーシア全域で12の支店から成るネットワークを運営し、Konica Minolta Business Technologies Malaysiaの生産部門など、拡大し続ける顧客ベースをサポートしています。Konica Minoltaの始まりとなった会社の創立は1873年までさかのぼります。1981年に設立された現在の会社は、ハイテクの多機能コピー機、プリンタ、事務機器などの革新的なオフィスおよびビジネス ソリューションの提供に注力してきた豊かな歴史を受け継いでいます。

Konica Minolta Business Technologies Malaysiaのシニア グループ リーダーであるMohammad Azwan氏によると、同社の生産および工具部門はSOLIDWORKS®の3次元設計ソフトウェアを長年にわたり使用して、構成部品の製造および組み立てに使用する工具、ジグ、取り付け具、機械を開発してきました。生産チームは、リビジョン管理やデータ管理の問題を解決するシステムを探していたときに、クラウドベースの3DEXPERIENCE Worksポートフォリオで利用できるコスト効率の高い自動データ管理ソリューションについて耳にしました。

 

Konica Minolta、製品開発サイクルを25%短縮し、手戻りを排除

 

手戻りを排除

Konica Minoltaの設計者は、ファイルの名前が不適切であった、ファイルを保存するフォルダを間違えたなどの理由で、誤ったリビジョン データを使用することがありました。その結果、不要な手戻りの時間とコストが追加発生していました。「データの重複、リビジョン管理の不備、ファイルの欠落など、データ管理に多くの問題を抱えていました」とAzwan氏は述べています。3DEXPERIENCE Worksを使用することで、データ管理のエラーに対処するための手戻りと、関連するコストと時間の遅れを完全になくすことができました。

Konica Minolta、製品開発サイクルを25%短縮し、手戻りを排除

関連リソース

3DEXPERIENCEプラットフォームですべての機能を使用することで、開発時間を25%短縮できました。設計サイクルについては、ジグや工具で8週間から6週間に短縮、機械設計で4か月から3か月に短縮できました。

Mohammad Azwan氏
シニア グループ リーダー

設計所要時間を短縮

Konica Minoltaは、 3DEXPERIENCE Worksポートフォリオのソリューションを実装した2021年以降、生産用に10個のジグと3台の機械の開発を行ってきた一方で、ジグ、取り付け具、工具、および機械の設計の開発サイクルの短縮を実現しました。 「3DEXPERIENCEプラットフォームですべての機能を使用することで、開発時間を25%短縮できました。設計サイクルについては、ジグや工具で8週間から6週間に短縮、機械設計で4か月から3か月に短縮できました」とAzwan氏は言います。また、誰もがこのプラットフォームを介してあらゆる場所からコラボレーションを行えるため、設計レビューやワークフローの時間も短縮されます。

Konica Minolta、製品開発サイクルを25%短縮し、手戻りを排除

 

コミュニケーションを楽にする

Konica Minoltaは、3DEXPERIENCEプラットフォームでデータ管理機能を使用することで、開発ワークフローを最適化し、その時間を短縮しました。同時に、設計およびエンジニアリング環境をクラウド上に構築することで、開発チーム全体のコミュニケーションも改善しました。

「当社は開発ワークフローを標準化し、このプラットフォームを使用してレビューと承認プロセスを自動化しています。ハード コピーのレビューや承認を行うことがなくなり、より効果的にコミュニケーションを取れるようになりました。また、ワークフローとコミュニケーションの改善により、生産性が向上しました」とAzwan氏は結論付けています。

 

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