Migma Packtron社はSOLIDWORKSと3DEXPERIENCE Worksで設計サイクルを30%短縮

Migma Packtronは、インドで商用車のダッシュボードや自動車内装部品を手掛ける大手メーカーです。商用車ダッシュボードを供給するトップOEMメーカーとして、高い評価を獲得しています。同社は1988年の創業以来、高品質で最先端のカスタム製品やカスタムソリューションを提供するトッププロバイダーになることを目指してきました。

最近では、費用対効果が高く、魅力的なスナップフィットの自動車内装部品を開発しました。この部品は、取り付け、取り外しが簡単で、金具が見えないようになっているため、社内の美観を損なうことがありません。Migma Packtronは当初、製品開発に外部のリソースを使用していましたが、経営陣は2018年にパターン設計と開発エンジニアリングの内製化を決断。比較検討の結果、他の選択肢よりも群を抜いて優れていたSOLIDWORKS®機械設計ソリューションを選び、SOLIDWORKS CADを導入するに至りました。

ディレクターのNitin Raut氏は次のように述べています。「SOLIDWORKSのおかげで、開発プロセスがスピードアップし、高品質な製品をより早くお客様に提供できるようになりました。固定具などを開発し、製造プロセスでイノベーションを継続するためには、短期間で習得できる堅牢なソリューションが必要です。そのため、私たちはSOLIDWORKSを選択しました。SOLIDWORKS導入後、市場投入期間を20%短縮できるようになりました。そんな成功体験があったので、次はクラウドベースの3DEXPERIENCE®プラットフォームでSOLIDWORKSを使ってみようということになり、3DEXPERIENCE Worksソリューションを導入しました」

既存のSOLIDWORKS実装環境にクラウドベースの低コストなデータ管理機能を追加したMigma Packtron社は、設計サイクルの30%短縮に成功しました。SOLIDWORKSと3DEXPERIENCEプラットフォームを組み合わせることで、開発プロセスと製造プロセスのさらなる合理化を実現。部門内と部門間のそれぞれでコラボレーションを促進し、製品品質、リビジョン管理、データ セキュリティ、情報やデータへのアクセスを改善するだけでなく、リリース プロセス、変更管理、標準化の円滑化など、組織内におけるデータの取り扱いの飛躍的な効率化を実現しました。また、インフラ、IT、ソフトウェア メンテナンスのコストも削減することができました。

「SOLIDWORKS設計ソフトウェアと3DEXPERIENCEプラットフォームを組み合わせた結果、チームはプロジェクトの計画、実行、進捗状況確認をリアルタイムで行えるようになりました」とRaut氏は強調します。「チーム メンバーが場所や時間、デバイスを問わず効率的にコラボレーションできるようになったおかげで、タスクの共有や、成果物、依存関係、重要なマイルストーンの定義が容易になりました。リビジョン管理によってエラーを最小化できたほか、クラウド化によってIT関連の間接費やインフラ、ソフトウェア メンテナンス、将来的なハードウェア投資など、一連のコストをすべて削減できました」

SOLIDWORKS設計ソフトウェアと3DEXPERIENCEプラットフォームは、Migma Packtronの製品化に大いに貢献しています。「市場での地位を維持し、高めるためには、高品質の製品をタイムリーに市場投入することが欠かせません」とRaut氏は総括します。