Challenge

コミュニケーションを効率化し、データ管理を改善し、コラボレーションを向上し、設計およびエンジニアリング環境にアクセスするうえでの場所的制約をなくす。

Solution

クラウドベースの3DEXPERIENCEプラットフォームで稼働する、3DEXPERIENCE® Worksポートフォリオの設計ソリューション、コラボレーション ソリューション、データ管理ソリューション(3DEXPERIENCE SOLIDWORKS®、Collaborative Designer for SOLIDWORKS、Collaborative Business Innovator、Collaborative Industry Innovator)を、同社の既存のSOLIDWORKS実装環境に追加する。  

Results

  • データ管理を改善し、自動化 
  • 設計およびエンジニアリング環境に、24時間365日いつでもアクセス 
  • 設計ミスを最小限に抑制 
  • クラウドベースのアクセスにより、コラボレーションと柔軟性が向上

Perception Engineeringは、機械設計、製造サポート、新製品開発、複雑な自動化システムの開発といった機械設計契約サービスを、オンサイトおよびオフサイトの両方で顧客に提供している企業です。2013年に設立され、ミシガン州アレンデールに本拠地を置いています。さまざまなバックグラウンドを持つ、高度なトレーニングを受けた同社のエンジニアが一丸となって、顧客のために設計および製造で生じるほぼすべての問題を解決しています。

Stephen Wierenga氏が同社を設立した際、会社の目標達成に寄与すると思われる設計ツールとエンジニアリング ツールを探しました。Wierenga氏は次のように述べています。「Perception Engineeringを設立するにあたり、SOLIDWORKSはうってつけのソリューションでした。早い段階に、地元のメーカーのエンジニアリング チームから大きな信頼を得るというビジョンを掲げました。そのために必要だったのは、製品をどう製造するかの知識だけでなく、クライアントが使用している工具やソフトウェアのエキスパートとなることでした。…当時からSOLIDWORKSが設計ソフトウェアとして好まれており、それは今も変わりません」

3DEXPERIENCE Worksのユーザー インターフェイスに表示されている、Perception Engineeringのバス ビーンの設計

 

クラウドベースの製品開発を強化

SOLIDWORKSを導入したメリットにより、Perception Engineeringは成長を続けました。ところが、新型コロナウィルス感染症によるロックダウン中、多くの企業と同様、クライアントとのコミュニケーションを効率化し、チーム メンバー間のコラボレーションを向上する必要が生じました。その必要性から、2021年に3DEXPERIENCE Worksポートフォリオの設計ソリューション、コラボレーション ソリューション、データ管理ソリューションを導入することにしました。

Perception Engineeringは、プロジェクト チーム間のコラボレーションおよびクライアントとのコラボレーションの両方が向上するというメリットを実現しています。

3次元設計におけるコラボレーション機能は非常に強力です。3DEXPERIENCEプラットフォーム上でプロジェクト データにアクセスできるため柔軟性が高まり、誰でもプロジェクトに貢献できるようになりました。

Scott Tompsett氏
オペレーション ディレクター

関連リソース

3DEXPERIENCE Worksの設計ウィンドウに表示されているバス ビーンの設計

 

リアルタイムでコミュニケーション

機械設計者のCody Cook氏も同意見です。「先日のあるプロジェクトで、設計オプションを開発するために、フリーランスの請負業者を1名採用しました。その人は当社の3DEXPERIENCE Communityに意見を投稿したのですが、それがきっかけで、Perception Engineeringの社内および社外両方からアイデアが集まり、検証することができました」

同氏は続けます。「別のプロジェクトでは、オフィス内のメンバー3名と、オフサイトの別のメンバー2名でチームを構成しました。3DEXPERIENCEプラットフォーム上で作業することで、全員が同じ設計環境で作業するようになり、チーム メンバー間のコミュニケーションとコラボレーションを向上することができました。プロジェクトのすべてのステージにおいてリアルタイムでコミュニケーションできるようになり、全員の考えが統一されるようになりました。コミュニケーションが改善され、リビジョン管理が厳格化し、ワークフローの見直しにより開発サイクルが短縮され、効率が向上しています」

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