Uvoji®社は、発光ダイオード(LED)から発生する波長の短い紫外線(UV-C)を画期的な殺菌方法として応用することを研究している水処理企業です。UV-Cは、化学薬品を必要とせず、非常に高い殺菌効果と殺ウイルス効果を持っており、処理に時間がかからないため、かなり前から有用な殺菌技術として使われてきました。
2020年初頭に新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生した際、同社は物理的なロックダウンを余儀なくされ、メンバーが離れ離れの状態でどのように製品の開発を継続するのかという危機に直面しました。そこでUvoji社は、起業家向けSOLIDWORKSプログラムに加入し、製品開発にSOLIDWORKS®の3次元設計、構造シミュレーション、流体シミュレーションの各ソリューションを使用することにしました。また、新型コロナウイルス感染症対策のロックダウンが施行される前から、クラウドベースの3DEXPERIENCE® Worksソリューションのベータ テスターも努めていました。
「クラウドベースの3DEXPERIENCEプラットフォームが、必要なデータ管理とコラボレーションの機能を提供してくれました」と、CEO兼テクニカル ディレクターのThomas Zunino氏は述べています。同社がSOLIDWORKSのインストール環境に3DEXPERIENCE Worksアプリケーションを追加することを選択したのは、パンデミックに伴うロックダウンのさなかに、手頃な価格で手に入るコラボレーション ソリューションだったからです。