Plus One Robotics社:小包処理ロボットの開発の拡大と加速

SOLIDWORKSの設計ソリューションとPDMソリューションに移行したPlus One Robotics社は、製品開発サイクルの短縮、データ管理の改善、リビジョン管理の徹底による手戻りの排除を実現し、製品ラインナップを4倍に増やしました。

課題

コラボレーションの促進、データ管理の改善、リビジョン管理の徹底、手戻りの最小化により、ロボット製品の開発を加速させ、製品ラインナップを拡大すること。

解決策

SOLIDWORKSの設計ソリューションと製品データ管理(PDM)ソリューションを導入する。

結果

  • 製品ラインを4倍に拡充
  • 製品開発サイクルを短縮
  • データ管理を改善
  • リビジョン管理を徹底して手戻りを排除

Plus One Robotics社は、世界で最も高速かつ信頼性の高い小包処理ロボット プラットフォームを提供しています。同社は、2016年にコンピューター ビジョンとロボット業界の専門家によって設立され、テキサス州サンアントニオに本社を置いています。同社のインテリジェントなソリューションは、コンピューター ビジョン、人工知能(AI)、監視下での自律制御機能を組み合わせたもので、DHL社やFedEx社といった顧客を含む、世界で最も持続可能な企業「Global 100」に選出された大手物流およびeコマース企業において小包のピックキング作業に従事しています。

同社が重点を置いているのは、小包の処理です。それは、誘導仕分け中でも、デパレタイズ(受領したパレットから小包を下ろすこと)の一環としてでも、変わりません。Plus One社のソリューションは、AIビジョン認識ソフトウェアを採用し、小包の誘導や、パレタイズ、デパレタイズの作業遂行に必要な「手と目の協調」機能をロボットにもたらします。人間とロボットのコラボレーションに、ヒューマンインザループ(HITL)型の自動化と言われる革新的なアプローチを取り入れており、自動化されたシステムに人間の支援が必要になった場合、リモート オペレーターが即座に介入し、遠隔地からロボットに作業指示を出して実行できるようになっています。このロボット ソリューション プロバイダーは、小包の変動性と労働力の不足に正面から取り組んでいるのです。     

Plus One社は、SOLIDWORKSの自動設計ソリューションを活用し、溶接や、板金、シミュレーション、製品データ管理、視覚化のツールなどで、製品開発を加速化しました。
Plus One社は、SOLIDWORKSの自動設計ソリューションを活用し、溶接や、板金、シミュレーション、製品データ管理、視覚化のツールなどで、製品開発を加速化しました。

2019年まで、Plus One社の設計者とエンジニアはOnshape®設計ソフトウェアを使用して製品を開発していました。同社では、ファナック社や安川電機の既製ロボットアームを使用していますが、特殊セル内でこれらのロボットとともに使用するその他の構成部品やアセンブリは自社で設計し製造しています。ところが、機械エンジニアと電気設備エンジニアのコラボレーション問題や、データ管理ツールとリビジョン管理の欠如に関連する手戻りの問題が発生したことから、経営陣がSOLIDWORKS®の設計ソリューションへの移行を決断したと、プリンシパル ソリューション アーキテクトであるWayne Kirk氏は語ります。「クラウドベースのOnshapeでは、ファイルを取得するときにインターフェイスとデータの間にレイテンシーが発生し、効率よくコラボレーションすることができませんでした」とKirk氏は振り返ります。

さらに、Kirk氏は次のように説明します。「私が、製品開発のためにSOLIDWORKSソリューションへの移行を提案したのは、まさにそのときでした。以前、SOLIDWORKSを使ったことがあり、溶接や板金の設計機能といったツールが揃っていることを知っていました。それこそ、ロボット セルのレイアウトをより効率的かつ正確に設計するために必要なものだったのです」    

SOLIDWORKSの設計ソリューションと製品データ管理ソリューションに移行したことで、Plus One社は誘導仕分け用とデパレタイズ用のロボット セルの開発サイクルを短縮し、結果的に製品ラインナップを4倍に増やすことができました。
SOLIDWORKSの設計ソリューションと製品データ管理ソリューションに移行したことで、Plus One社は誘導仕分け用とデパレタイズ用のロボット セルの開発サイクルを短縮し、結果的に製品ラインナップを4倍に増やすことができました。

関連リソース

SOLIDWORKSに移行したことで、当社のビジネスは成長し続けています。より多くの製品を開発し、顧客ベースの拡大にもつながっています。また、SOLIDWORKSは、お客様やパートナーとのやり取りも効率化しています。たとえば、設計を完成させて試作品を作ってから、レンダリングを作成して、お客様に設計を伝えることができます。当社のように大規模な機器を設置する場合、プロセスを自動化して、お客様と効果的にコミュニケーションする必要があります。それを支援してくれるのがSOLIDWORKSなのです」

Wayne Kirk氏

プリンシパル ソリューション アーキテクト

Kirk氏はさらに続けます。「SOLIDWORKSへ移行したことで、当社のビジネスは成長し続けています。より多くの製品を開発し、顧客ベースの拡大にもつながっています。また、SOLIDWORKSは、お客様やパートナーとのやり取りも効率化しています。たとえば、設計を完成させて試作品を作ってから、レンダリングを作成して、お客様に設計を伝えることができます。当社のように大規模な機器を設置する場合、プロセスを自動化して、お客様と効果的にコミュニケーションする必要があります。それを支援してくれるのがSOLIDWORKSなのです」

Plus One社は、SOLIDWORKS PDM Standard製品データ管理システムを追加したことで、データ管理の改善、リビジョン管理の徹底、コラボレーションのさらなる効率化、不要な手戻りの排除を実現して、生産性を向上させました。
Plus One社は、SOLIDWORKS PDM Standard製品データ管理システムを追加したことで、データ管理の改善、リビジョン管理の徹底、コラボレーションのさらなる効率化、不要な手戻りの排除を実現して、生産性を向上させました。

溶接ツール、板金ツール、シミュレーション ツールを活用

Plus One社の製品開発者は、SOLIDWORKSの専門ツールを特に高く評価しています。たとえば、SOLIDWORKS Design Premiumの線形静的応力シミュレーション機能や、ソフトウェアの自動化アプローチによる溶接および板金設計です。「当社が使用しているロボット アームの応力とモーションに関しては、メーカー側で完全に検証されていますが、ブラケットやその他の構成部品の基本的な解析に、必要に応じてSOLIDWORKSのシミュレーション ツールを使用しています」とKirk氏。

さらにKirk氏は次のように付け加えます。「すべてのセル レイアウトで、SOLIDWORKSの自動溶接ツールと板金設計ツールも多用しています。主にアセンブリを設計しており、ファスナーやよく使用される構成部品にSOLIDWORKS Toolboxを活用しています。SOLIDWORKSは、製品開発プロセスの自動化に役立っています。それが、製品ラインナップの拡大と研究開発期間の短縮につながっています」 

Plus One社のコラボレーションの改善に役立っているSOLIDWORKSソリューション
Plus One社のコラボレーションの改善に役立っているSOLIDWORKSソリューション

PDMによるコラボレーションの改善と手戻りの排除

Plus One社は、2022年にSOLIDWORKS PDM Standard製品データ管理システムを追加しました。これにより、データ管理の改善、リビジョン管理の徹底、コラボレーションの効率化、不要な手戻りの排除を実現し、生産性をさらに向上させました。「SOLIDWORKS PDMシステムを導入したことで、リビジョン管理を徹底させ、ファイルの上書きや最新リビジョン以外での作業による手戻りをなくすことができました」とKirk氏は指摘します。

さらに、Kirk氏は次のように述べています。「お客様やパートナーとのコラボレーションだけでなく、社内のコラボレーションも改善しました。  たとえば、当社の電気設備エンジニアが、機械アセンブリを開き、センサーがどこに、どのように取り付けられているかを確認したり、寸法を測ったりできるため、機械モデルから電気システム設計や配線パッケージを作成し、そのプロセスにかかる時間を短縮できます」

製品:

  • SOLIDWORKS Design Professional
  • SOLIDWORKS Design Premium
  • SOLIDWORKS PDM Standard製品データ管理

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