「3D CreatorエディションのLava Drop Xは、通常のLava Drop Xモデルをベースに、SOLIDWORKS World 2019に向けて作った特別モデルですので、それ用の特別なオプションがいくつか付いていました」とGražys氏は説明します。
MIDIコントローラーは、モンスターかテクノロジー嫌いでなければみんな大好きなはずです。
3DEXPERIENCEエディション
何はともあれ、Lava DropsがSOLIDWORKS World 2019に出展するためにデザインしたカスタム ギターを実際にお目にかけたいと思います。図1に示したとおり、美しいデザインになっています。
図1.SOLIDWORKS World 2019に向けて作られたカスタム モデルのLava Drop X。(画像提供:Lava Drops)
「3D CreatorエディションのLava Drop Xは、通常のLava Drop Xモデルをベースに、SOLIDWORKS World 2019に向けて作った特別モデルですので、それ用の特別なオプションがいくつか付いていました」とGražys氏は説明します。
Lava Dropsの設計、エンジニアリング、製造の各チームのメンバー間で、どのようにして効率的にリアルタイムで共同作業するかは、SOLIDWORKS for Entrepreneursソフトウェアをもってしても難しい問題でした。そんな折にGražys氏は、クラウドベースの3DEXPERIENCE®プラットフォームで動くブラウザベースの3次元モデリング アプリケーションがあるのを聞きつけ、実際に試してみることにしました。先見の明がある同氏は、このプラットフォーム上で動作する製品開発ツールがどんどん増えており、それぞれがシームレスに連動したり、場所やデバイスを問わずアクセスできたりする点に好奇心をそそられました。Lava Dropsは、xDesign®アプリを含むクラウドベースの3D Creator®を導入して、SOLIDWORKS for Entrepreneursデスクトップ ソリューションを拡張しました。
デスクトップからクラウドへ
3D Creator xDesignアプリを追加し、3DEXPERIENCEプラットフォームの導入を進めてから、同社は、設計環境におけるリアルタイムのコラボレーションを促進したことにより、いろいろな面で生産性が向上したことを実感しました。「工業デザイナーやデジタル アーティストに向けて特別に開発された3D Creator xDesignアプリを使うと、概念設計が簡単になり、速くなります」とGražys氏は説明します。
「去年、Jack Whiteのワールドツアーがあり、ここリトアニアでもコンサートが開かれました。そのとき、ツアーのオーガナイザーから、Jackの音楽を愛するリトアニアの人々を代表して、特別なプレゼントを作ってほしいと頼まれたのです。私は楽器の製作に2か月、組み立て加工に3か月かけて完成したギター、Lava Drop Jack White IIIをJackに直接渡しました。
3D Creator xDesignアプリを使うと、概念設計が簡単になり、速くなります。(中略)SOLIDWORKSと3DEXPERIENCEプラットフォームはシームレスに連携するため、目の前の仕事を進めるのに最適なソリューションです。エンジニアリング チーム、製造チーム、お客様は、いつ、どこにいても、任意のデバイスからWebブラウザを使ってコラボレーションできます。