ZETRは、3DEXPERIENCE WorksソリューションとSOLIDWORKSソリューションを組み合わせて使用することで、定型的なワークフローを定義でき、不要な反復作業を回避し、プロセスを合理化できます「Fusion 360を使用していたときは、それぞれの設計者が独自のやり方でプロセスを進めていました」とRomano氏は振り返ります。「ワークフローを標準化し、SOLIDWORKSの設計コンフィギュレーションの力を活用することで、開発期間を30~40%短縮し、比較的短期間で製品ラインを3倍に増強することができました。これは、全員が同じプロセスに従い、次のステップが何かを把握しているためです」。ZETRでは、作業の効率化、製品ラインの拡大だけでなく、内部設計の反復作業、サプライヤーやメーカーとの間のなかなか進展しないやり取りも減少しています。
成長に向けた準備
ZETRは、SOLIDWORKSと3DEXPERIENCE Worksソリューションの導入以来、前四半期比で50%成長しています。
「製品開発チームは現在、SOLIDWORKSと3DEXPERIENCE Worksソリューションを効率的かつ効果的に使用することができます。世界共通規格の設定によって新しい電気設備や交換用設備が必要になりますが、それらを世界に供給するチャンスを生かせるよう研究開発を進めています。また、我々が国際的な企業へと成長するのに合わせて開発・生産体制も強化できるよう、製品開発チームに必要なツールを提供しています」とRomano氏は言います。